2020年にはもっと人材不足が深刻化する。

僕が介護を始めたのが15年前。

その頃は措置時代のベテランさんにビシビシ、バシバシ

叱咤激励されながら震えたものです。

 

あの頃の介護施設、介護業界に比べれば今の現場なんて

優しい感じがしない訳でもないんですが如何せん退職者が多い。

2020年には数十万人単位で不足するとか・・・・・え？？

そう・・・・・正に、え？？？ですよね。

 

世間一般でゆう祝日、正月でも休めないにもかかわらず

普通に休んでいる一般企業よりも安いんですからね(;’∀’)

 

正直私自身もずっと疑問には思っているのですが

自分が選んだ仕事が「介護」だからしょうがない。

そう思いながら15年まともに正月なんて休んだ記憶もない。

 

私たち通所事業はまだまだいいほう。

施設ではご利用者様が365日住まわれている訳ですから

交代制で休みを取るしかないのが現実。

しかも気を使いながら・・・・・

 

介護報酬が上がるとか下がるとかの前に

施設の体制をもっと考えて頂きたいですよね。

官公庁は休みに休んで高月給の上、退職金も頂ける訳で。

何かあったら「改善しなさい」「是正しなさい」

とてもいいお仕事だと思いますよ。

上げ足だけ取るのは至極簡単ですからね。

 

介護人を代弁する訳ではありませんが・・・・

人材が減る、介護レベルが追い付かない、疲弊する、退職する。

 

スタッフは全力で介護と向き合ってると思うんです。

そうじゃないと介護の仕事は成り立たないから。

私語もコミュニケーション・息抜きでしょう。

まずはそういった介護業界の体制を整える必要性がある。

 

それは決して給与面だけで改善する事ではなくて

世間一般と同じように生活が出来、休みが取れる。

 

たったそれだけで少しはマシな業界になるのではないでしょうか。

まずは毎月3日位「早出・日勤・夜勤」業務を公務員を派遣して

税金で職場体験してみてはいかがでしょうか・・・・

 

どれほど過酷な環境なのか。

なぜ介護業界で虐待がおきるのか。

なぜ退職者が後を絶たないのか。

 

「法律の解釈」だけでは語れない世界がすぐ目の前にあるのですから。