①ポン・ヌフが読み解く２０２１年介護報酬改定

次回の改定では７ポイント抑えるべき課題がある訳ですが僕が一番注視しているのが

「頻回サービス利用について」

いわゆる過剰サービスで公費を圧迫しているという現状に国のメスが入るという解釈。

増えすぎた囲い込み施設の悪の温床、過剰サービスの乱立大サービスと言う訳です。

外部サービスへの参加をシャットアウトし単位を全て頂こう、という施設は多い。

徘徊する人、重度の介護が必要な人は日中は外へ・・・

問題のない大人しい人は自社サービスで全部の単位を頂こう。

こういった真っ黒の施設の何と多い事か。

この情報を最速で確認しているとは思えませんがサービス上限が決められる

という点においてはかなり厳しい運営を強いられるでしょう。

結局は撤退しておしまい、という所も多く出てくるとは思いますが

迷惑するのは入居しているご本人様、家族様。

一番災難なのはもちろん土地建物に投資している何も知らない地主さん。

目先の収益だけを追い求める事は簡単、介護なら尚の事。

だからこそ行政は設営には十分気を配らないといけなかった。

次の改定でどれだけの施設が残ってゆくか・・・・

住宅型を改修してマンションにでもしないと仕方ないでしょうね。

まともにやっている施設が本当に可哀そう、ただそれだけです。

今回の改定案は増えすぎたデイサービスを淘汰した数年前の改定によく似ている。

グレーな運営をしている事業者は覚悟した方が良い、

年間の売り上げ数百万の削減を強いられる事になるでしょう。

資金不足に、人材不足、頭を抱えないといけない時期が迫っていますよ。

代表　山本　康介