介護のダークサイド

皆様こんにちわ、山本です。

ついさっきNEWSを見ていたら訪問介護員が起こした殺人事件が

目に入った。合鍵を使って侵入・・・・

そう介護の仕事は他人の家に自由に入れる特殊なお仕事なのです。

信頼関係の下に成り立っているとは言うけれど何かがあれば疑われる。

人を助けたいと始めた介護で罵倒、罵声をあびる場面は結構あるんです。

僕も殴られたり、抓られたり、罵声をあびたり、蹴られたり・・・・・

数えればキリがない、こんなこと許されていいのかよ、認知症だからって

セクハラしても許されるのかよ・・・・なんて皆思っている事。

普通のサラリーマンよりもきつい仕事で交通費込みで手取り16万円だった新米

時代がこんな僕にもあったんですよね。

振り返れば15年・・・・

今でも介護のお仕事を毎日している。

今でも理由なき罵声はたまにあるけれどそれにももう慣れてしまった。

認知症だからと言って全てが許されるのは可笑しいと思うし、介護スタッフの

置かれている立場、ストレスは痛い程よく分かる。

それでも認知症と言う病気がさせているから仕方ない。

僕はそう思う事にして今も奮闘している現役スタッフだ。

・・・許せない？？・・・・一般人ならそうなるだろう。

僕は違う、介護を志した時、そんな安いプライドも捨ててきた。

時には傷つき、落ち込むこともあるけれど何とかしてやろう。

そう思って頑張るしかこの世界で働く意味がなかった。

冷たい言い方だけれど職が無いから等の理由で務まる仕事じゃない。

そして極めて強い胆力が無い人にはこの世界は向いていない。

介護は明るい楽しい元気が貰えるなんて嘘。

+エネルギーに変換できる人だけが活躍できる世界です。

介護のダークサイドはまだまだこんなものじゃない。

代表　山本　康介