家族のカタチ

昨日有料老人ホームへご入居された方の面会へ行ってきました。

今までは独居にて暮らされておりポン・ヌフへ来られて2年くらいかな？？

「本人様は自分の家があるのに何で施設に行かなあかんの！！」

と日々言われていたのですが知らない間に申し込みが進み・・・といった流れ。

認知症を発症されている方々の一番の天敵が「環境の変化」ですよね。

昨日の面会時も僕の顔をみた瞬間に涙涙の訴えと喜びの涙。

僕自身本人様が納得されない内に施設に無理やり入れられてしまった方々を

何人も見てきましたが「環境の変化」だけではなくて

「精神面での諦め」（家にはもう帰れないんだな・・）が大きく認知症を進行させる

ということを痛いほどわかっているのでとても切ない気持ちになるんですよね・・・

自分の親ならどうするかな？？・・・

自分ならどうするかな？？・・

そう考えると正解ってなんですよね。

介護って綺麗事ではすまないって事を知りすぎている身としても。

介護に携わる事で得た物も、失った物も

このまま介護に携わってゆく事への自分への気持ちの覚悟も。

まだまだ半人前の経営者兼介護人。

まだまだ気持ちの整理は出来ませんが出来る限り顔を出して

元気をだしてもらえるなら僕の顔なんて安いもの(笑)

少しでも前向きに、認知症が進行しないことを祈るばかりです。