介護施設の存在意義とは何なのか・・

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介護施設の存在意義とは何なのか・・

スタッフブログ

2018/11/30 介護施設の存在意義とは何なのか・・

今回は介護施設の存在意義について私独自の見解を書かせていただきたいと思います。

 

施設と高齢者の数が比例しないという事で有料老人ホーム、サ高住の数が近年かなり

増加傾向にあるのですが、それもそのはず、マンション経営と同じような考えで助成金

を活用し地主が建てた施設運営を他社に任せている形態が非常に多い。

 

「助成金をだすからどんどん建てて下さいよ~」と国が推進した計画にまんまと乗ったは

いいが医療・介護の大改正で在宅の単位数を大幅に削減するという「梯子外し」が介護利

用者の争奪戦に今まさに発展している。

 

ご利用者様=お客様、ではなくて施設と家族の出来レース化しているのも質が悪い。

施設に入ると不明確なサービス費の多いこと。

普段自己にておトイレに行っている方に「排泄介護サービス」が付いていたり。

自立している方に「入浴全介助サービス費」が算定されていたり。

押しつけがましい外出サービス=生活援助サービスが付いていたり。

単位が欲しいがために算定している不透明なサービスの多い事か。

 

中には入所と同時に自社のケアマネジャーに強制的に移行させ施設本位のサービスで雁字搦め

にした近年の高齢者住宅、有料老人ホームのやり方(全ての施設ではありませんが)がとても

最近目につく訳です。(国の政策の被害者でもあるわけですが)

 

前回書かせていただいた通り、認知症の最大の天敵「環境の変化」をまったく理解していない

施設の長、ケアマネージャーの多いこと。

悪くなれば病院??、特養??その程度の考えで高齢者と関われる事に疑問です。

 

特養=国が運営を任せているので監査基準は非常に厳しい。(参入しにくい)

サ高住・有料=民間運営なのでワンマン経営が多い、そしてハードルが低く

資金があれば参入しやすい傾向にある。

 

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本人が希望していない「強制入所」は法律でも認められていないはず、

(もちろん本人様が理解できるという事が条件ですが)

ご家族様が費用を負担しての「強制入所」であっても本人の意思決定次第。

「強制入所」であるにも関わらず本人の口座から引き落としになっている場合。

法律上は完全にOUTです。

 

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有料老人ホーム、サ高住はそもそも地域に根差したサービスを提供することを前提に

国から助成金をだして頂いているわけで内部サービス・外部サービスを本人の意思を無視して

決定していいものではありません。それは家族であっても同じことです。

 

特養、有料老人ホーム、サ高住、グループホーム、通所サービス、在宅サービス

それぞれに役割が存在し、切磋琢磨しながら高齢者を支えてゆくのが国の指針。

 

もう少し、「人としての常識」「介護人としての知識」「思いやる心」を持った

介護事業所であってほしいと切に願います。

 

 

※もちろん介護もビジネスとして私は捉えています。

ビジネスとして運営する以上は売り上げを上げる努力は大切ですが真っ当にサービス

を提供している事業所が馬鹿を見るような現体制では介護の未来は期待出来ないと思

うのが正直な思いです。

 

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最近は特に身近で上記のような不条理な出来事が多いので一般の方にも少しでも

ご理解いただけるとうれしく思います。

 

家族と家族が繋がりあえる少しのきっかけになれば幸いです。

 

 

代表  山本 康介

 

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