ポン・ヌフが考える介護の未来

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ポン・ヌフが考える介護の未来

スタッフブログ

2020/02/11 ポン・ヌフが考える介護の未来

介護の世界に入って15年。

あの頃は色々な意味で劣悪な環境だった介護現場も設備だけは

理想に近いものに変化してスタッフも働きやすい環境になりました。

 

措置時代からのパワフルなベテランの先輩のほとんどが引退し「ゆとり」

と言われる世代が介護を押し上げてくれる、と私は思っていた。

 

しかし、その考えは間違えていた。

3Kと呼ばれる介護業界の報酬改定は下がる一方。

企業の景気が少し上がった途端に働き手は波の様に去っていった。

国の福祉に対する政策の大失策、介護冷遇時代に突入したのは必然であった。

 

医療従事者だけが専門職ではない。

保育、福祉も専門職だプロフェッショナルなのだ。

なのにこの格差は何なのだろう・・・・

このままでは保育、介護の世界は崩壊してしまう、

 

社会保障費を確保しないといけないと言うのであれば高齢者住宅の過剰介護を

辞めさせればいい、それだけで月で数千万、いや億単位の削減が実現出来る事だろう。

 

そして整骨院の医療保険を使った施設訪問すら辞めさせるべきだ。

5分、10分平行棒、足をもみもみで何が変わる??

 

訪問歯科でさえ不正請求の温床である、私が知っている歯科などは自己負担は月500円で

いいですよ~何て言いながら国には5万、6万の請求をしていた。

もちろん家族から医師会へ連絡が入り先生は焦っていたが、、、、

 

素人でもできるこの簡単な計算が役人はわからないのか??

いや、分からないのではない「寸度」が存在するのだと私は思う。

 

火の粉が降りかからない限り役人は動かない。

尻に火がついてから慌てて水を掛けたところで手遅れだ。

 

きっとこの先介護、保育が良くなる事はないだろう、と私は思う。

この先、団塊の世代が減り、少子化による人口減少の末、介護、保育の必要性も

あと15年~20年もすればお役御免だ。

 

増えすぎた学校法人と高齢者住宅、有料老人ホームも淘汰される時代が来る。

果たしてその時代が訪れるその時に私はまだ介護を続けているかは疑問ではあるが。

 

次の介護報酬改定で介護の未来は決まると思う。

是非、過剰介護を無くして頂き、真っ当な事業者が苦しまない政策をお願いしたい。

 

代表  山本 康介

 

 

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