ポン・ヌフはニュートラル

僕たちデイサービス事業者にとって新規ご利用者様名は宝。

もちろんケアマネジャー様の紹介があってこその体験利用となる訳ですが

体験利用だからと言って猫はかぶらない、ニュートラルこそがポンの強み。

 

実際にご利用いただくうえで体験の時と違うなぁ・・・なんて事無いですか？？

 

１０人いれば１０通りのサービスがある。

１人を特別扱いすることはプロとしてのプライドが許さない。と今は思っている。

 

正直この内容は思い出したくも書きたくも無いけれど最初で最後に伝えたい。

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過去に（数年間）あるご利用者様への思い入れが強すぎたスタッフがいた。

その人ばかりを優遇した先には<何もできない>環境を作る悪循環が生まれた。

<やってもらう>事でしか活動できない環境を作ってしまったという事だ。

 

歩ける人を車いすで毎日介助するとどうだろう。

自分で食べられる人に毎日介助したらどうだろう。

 

その当たり前の思考が何故か当時の私には欠如していたと言うしかない。

結果最後は精神病院→特養と最悪のケースを生むことになった。

 

僕自身が忌み嫌う施設介護へ僕自らが導いてしまったという最悪のケース。

後にも先にも介護を始めてこの出来事は僕の介護人生の汚点だ。

スタッフもご利用者様も正しい方向へ導くことが出来なかった、私の責任です。

 

その出来事から僕は考え方を変えた。

 

皆に平等に義理人情で支えよう、無料過剰サービスでもやってやる。

帰ってくるのはお金じゃないかもしれない。

それでもお金では換えられない大切な「何か」を貰っている。

 

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現在は今までの医療事務や経理、官公庁関連の仕事での引き出しを活用して頑張っている。

沢山の苦労もあったけれど今を支えてくれているのも苦労のおかげ。

 

何事もニュートラルに、冷静に、「あいつ遊んでんちゃうん」位でいいと思うんです。

こんなBLOGを書いている今現在の私も「遊んでいる」事と何ら変わりない。

 

介護は気楽に冷静に楽しんでやらないと続かないお仕事。

大きな施設だったら沢山のスタッフがいるわけですから良い事も悪い事も背負い

込まないで共有すればいいんです、そうしないと無駄な派閥が生まれる。

 

辛い思いをしてまでする仕事じゃない。

介護の苦労を毎日リセットできる切り替えが出来ない人には向いてない。

 

僕みたいなど素人な介護で失敗しない様に、僕の失敗を書かせて頂きました。

 

代表　　山本　康介